【宮崎県の企業担当者さま向け】障がい者を採用したいけど不安——就労支援事業所への外注から始める、ミスマッチゼロの採用術

2026.06.05

「障害者を雇用しなければいけないのはわかっている。でも、正直どうすればいいか全然わからない。」

そう感じている社長さんや人事担当者は、全国に何千人もいると思う。

2026年7月から、民間企業に義務付けられる障害者法定雇用率が2.5%から2.7%に引き上げられる。

これにより「常用従業員37.5人以上の企業」が新たに雇用義務の対象になる。今まで無関係だった地方の中小企業が、突然当事者になる。

でも、焦らなくていい。

いきなり採用する必要はない。まず「一緒に仕事をする」から始める方法がある。

なぜ「いきなり採用」が怖いのか

障害者雇用に踏み出せない企業の本音を聞くと、ほぼ共通している。

「どんな仕事を任せればいいかわからない」
「定着してもらえるか不安」
「担当者に任せるのが申し訳ない」

これは障害者雇用に消極的なのではなく、「失敗したくない」という責任感の裏返しだ。

面接だけで人を見極めることは、障害のある・なしに関係なく難しい。まして、働き方への配慮が必要なケースでは、実際に一緒に仕事をしてみないとわからないことがたくさんある。

清掃外注+施設外就労という”お試し期間”

ここで活用してほしいのが、地域にある就労継続支援事業所への「業務委託」という方法だ。

流れはシンプルだ。

① 会社の清掃業務を、近くのB型事業所に外注する
② 就労支援事業所のスタッフと利用者さんが「施設外就労」として会社に来て、実際に清掃を担当する
③ 現場で一緒に働きながら、一人ひとりの動き方・得意なこと・配慮が必要なことを自然に知ることができる
④ 「この人ならうちに合いそうだ」と感じたタイミングで、採用の話し合いに進める

これは採用の抜け道でも、コスト削減の話でもない。

「どんな人かを、現場で正確に知ってから採用する」という、ミスマッチを限りなくゼロに近づけるための仕組みだ。

企業側の負担が、思ったより少ない

「受け入れ側の準備が大変そう」と感じる方も多いが、そこが施設外就労の大きなポイントだ。

就労支援事業所のスタッフが必ず同行する。

そのため、企業がやることは「こういう作業をお願いしたい」とスタッフに伝えるだけでいい。スタッフが利用者さんへの説明・指示・フォローをすべて担ってくれる。

しかも、同行するスタッフの人件費は企業には発生しない。清掃の外注費だけで、支援付きの仕事環境が整う。

「どう指示すればいいかわからない」「どう接すればいいかわからない」という不安が、そのまま解消される。

一番しんどいのは、担当者だ

障害者雇用でよく聞く話がある。

採用そのものより、雇用後に担当になったスタッフが疲弊してしまうケースだ。

「どう接すればいいかわからない」「何かあったとき自分だけで判断しなければいけない」「福祉の知識もないのに丸投げされた」という状況になると、担当者の負担は想像以上に大きくなる。

施設外就労の期間は、この問題の予防にもなる。

一緒に現場に入る就労支援事業所のスタッフに、「こういうとき、どう声をかければいいですか?」「この行動はどういう意味がありますか?」と直接聞けるからだ。

採用後の接し方・配慮の仕方を、現場で教えてもらえる。これが企業の担当者にとって、もっとも大きな安心材料になる。

雇用してから「どうしよう」となるのではなく、一緒に仕事をしながら準備できる。それが施設外就労という形の、ぶっちゃけた一番のメリットだと思っている。

実際にやってみてわかること

「思ったより全然できる」

施設外就労を受け入れた企業の担当者から、よく聞く言葉だ。

清掃の仕事は、実はシンプルで再現性が高い。同じ手順を丁寧にこなすことが得意な人も多く、「うちの正社員より几帳面かもしれない」と言う社長さんもいた。

「障害があるから難しいだろう」という先入観が、実際に一緒に働くことで静かに変わっていく。

その経験が、採用へのハードルを下げる。次の一歩を踏み出せる。

地域の就労支援事業所と、もっと連携してほしい

法定雇用率の引き上げを「やらされる義務」として捉えるのか、「地域とつながるきっかけ」として捉えるのかで、会社の動き方は大きく変わる。

まず話を聞きに行くだけでいい。「こういう仕事があるんだけど、お願いできますか?」という一言から、関係が始まる。

障害者雇用は、慈善活動でも義務の消化でもない。地域で一緒に仕事をする仲間を増やすことだ。

◆ 清掃外注・施設外就労の受け入れについて、まずは話を聞いてみたい方へ

「どこの事業所に連絡すればいいかわからない」という段階でも大歓迎です。一緒に動き方を考えます。
宮崎県内なら相談無料です。

めだか福祉サポート(無料相談受付中)
https://medaka-family.com/consulting/

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