トレカ物販を始めた理由
2025.07.13
こんにちは!
めだかファミリーグループの押川です。
今日は最近事業所で取り組んでいる「トレーディングカード物販」について解説したいと思います。
トレーディングカードといえば、トレカと称され、ポケモンカードや遊戯王、ワンピースカードなど、今国内外で人気のコンテンツです。
自分もさほど興味はなかったんですが(うちの子どもは大好き)、ある方との出会いでトレカを事業所の仕事とすることの魅力に惹かれ、導入することになりました。
ある方とは、埼玉県さいたま市に7月1日に就労継続支援B型事業所「トワエールさいたま」を開所された代表の池田さんです。
就労継続支援B型「トワエールさいたま」
https://towaism.com/
池田さんは、ご夫婦で以前からトレカ物販に取り組んでおられ、すでにたくさんの実績をお持ちです。さらにトレカ物販のコンサルをされており、全国にお弟子さんがいらっしゃるほどで、その中には障がいある方や障害ある方のご家族からの問い合わせも多く、これは就労支援事業所と相性がいいんではないか?とのお考えから、開設された経緯があります。
ご縁あって、めだか福祉サポートの方で、開設のお手伝いをさせていただいたんですが、まずはトレカ1本で行きたいとのお話に、最初は「大丈夫かな?」と心配しておりましたが、これまでのお二人の実績を聞いて、十分に事業所のお仕事として成立するし、むしろ人気のコンテンツになるんじゃないか?とワクワクしてきました。
トレカの可能性を自分なりに3つにまとめてみました。
①実際やってみたらめちゃ売れた
早速、個人で数点出品したところ、即日買い手がつき、少しずつ出品を増やしたところ、100点中80点以上が売れる現状を目の当たりにし、自分自身が驚きました。
聞くところによると、海外市場は国内市場の10倍大きく、これだけレスポンス早く結果が出るくらい、ニーズがあることがよくわかりました。今後も伸び代のある事業であることは容易に想像できます。
②トレカやりたい人が殺到!
早速、事業所のメンバーにお手伝いしてもらい、
リサーチ→撮影→出品→梱包・発送などの仕事をしてもらったところ、
ここもまたトレカにハマる人続出!
しかも、誰でもできる仕事なので、普段スマホやパソコン触っている人なら、
スムーズに仕事に取り組むことができます。
何より、トレカが可愛いし、キラキラしてて、みてるだけでも楽しい。
ましてや高く売れてめちゃ嬉しいなど、こんな楽しい仕事ないっていうくらいの反応でした。
私自身、子どもたちのポケカを見たり、買ったりするようになり、正直ハマってますw
利用者さんからも
「もっとやりたい!」「私もやりたい!」「パソコンを学びたい」
という声をたくさんいただき、トレカ物販の人気がすごいことに気付かされました。
③場所を問わない
もう一つトレカ物販の魅力は、「国内で仕入れて、海外に売る」ことにあります。
これまでの事業所の仕事は、地域で仕入れて地域に売る。ことが主流でした。
ところが今人口減少や労働人口減少を考えると、
さいたま市はまだしも我々のいる宮崎県や大分県は人口減少が進んでいる地域で、
地域ニーズが増えることはあまり考えられません。
今まで通りの仕事をしていては、工賃を稼ぐことはかなり難しくなっていくことは目に見えています。
一方、トレカ物販はネットで仕入れて、海外に売る。
仕入れは場所を問いませんし、売り先は海外でガンガン売れるので、
労力も少なく、出品するだけで勝手に売れていく。
これまで椎茸加工やめだか販売、清掃などやってきましたが、
(もちろんこれ彼も続けていきます)
こんなに手間少なく、売れたのは爽快でしたw
またトレカ物販は少なくとも、リサーチや撮影など、一枚一枚の手間はかかりますが、むしろその作業こそが就労継続支援の仕事として、とてもニーズがあり、人手がかかることを考えれば、逆にものすごくいいコンテンツということになります。
以上の理由から、
めだかハウス延岡や今開設準備中のめだかハウス佐伯で取り組み、
宮崎や大分から世界へトレカ物販で工賃爆上げを目指していきたいと思います。
このトレカ物販は池田さんとの出会いがきっかけだったので、
本当に感謝してます。
池田さんにレクチャーしていただきながら、
埼玉と宮崎・大分で新しい就労継続事業所として形を確立できたらと思います。
長文になりましたが、
最後までお読みいただきありがとうございました!
この取り組みが新たな障がいある方々の希望になると思います。
一緒に取り組みたい方はぜひご連絡ください。